
現地の火曜日の今日は、恒例となったビックネーム達のプレスインタビュー。タイガー・ウッズを筆頭に、フィル・ミケルソン、E・エルス、R・グーセン、A・スコット、Z・ジョンソンなどが、続々と練習を終えてインタビュールームを訪れたが、なんと言っても話題の中心は、タイガー・ウッズ、それも年間グランドスラムに関しての話だったのだ。
午前中に開催されたタイガーの記者会見では、インタビュールームが満席となり、立ち見の報道関係者が出たほど。それに対して、午後に開催されたミケルソンのインタビューには、席が半分埋まる程度。しかも、ミケルソンに限らず、他のプレーヤーたちに関しても、ウッズのグランドスラムの可能性についての質問が飛び交うなど、皆の関心がほとんど1点に集中していたような雰囲気だった。
グランドスラムについては、プレビューで詳しく紹介したので、ここでは触れないが、少なくとも、現段階では、天候やコースコンディションもウッズに味方し、この話題が、より注目されるようになっているのかもしれない。
オーガスタ・ナショナルでは、昨日、今日と午後になって晴れ間が見えたが、過去2ヶ月、雨天・曇天の日が多く、そのため、コースは、高い場所でも、フェアウエイが湿っているようなソフトな状況だった。どういうことかというと、フェアウエイにランが出ずに、グリーンがソフトになっているということだ。フェアウエイにランが出ないということは、非力なプレーヤーにとっては、距離が出ないということだし、ロングヒッターにとっては、セカンドカット・ラフや林の中まで、よほど曲げなければ、転がってゆかないことを意味している。グリーンがソフトであるのは、ボールが止まることを意味するから、誰もがその恩恵を受けるが、距離の残るセカンドショットを打たなければならないプレーヤーにとっては、バーディチャンスに寄せることがほとんど難しいということにもなる。つまりは、ウッズ、ミケルソンをはじめとするロングヒッターのビッグネーム達に有利な条件がそろいつつあるということだ。
日本人プレーヤーの中では、谷口はやはり飛距離の問題で苦労しそうだが、片山は、「体調は万全。走りこんで体重を5kgも落としたが、筋肉は増えている。そのためか、飛距離も伸びているようだ。練習ラウンドで、去年の試合のときと同じ場所まで飛んでいる。(去年はランも出ているし、試合になればアドレナリンも出るので)、今年の試合ではかなり飛距離がアップしそうだ。それに(スウィングスピードがアップし)、スピンがかかるようになっている)と頼もしい発言。秘密兵器の「女性も使えるような簡単な」5番アイアンで、あるいは優勝争いにも顔を出してくるのかも…。
谷口は、初日現地時間10時45分に、ジャスティン・ローズ、ヘンリック・ステンソンと、片山は1時52分、エルスとジム・フューリックとラウンドすることが決まった。

